クワ馬な材採集と灯火採集のための冬期散策 part4 |
2017/03/○○ part4
【乾燥ギミ】
やっと立枯れのある高さまで登ることが出来た。
少し乾燥ギミの立枯れで、
どうも上下の太さが逆さまで、
折れて上部から雪に突き刺さっている感じであった。
目立ったキノコはなく、
だいぶ朽ちている感じである。
キツツキの突いた跡は無数にあり、
見た感じは悪くなかった。
登ってすぐで、息も切れていて…
morisukeさんに先に叩いてもらうことにした。
グサッとした感じでオノが難なく入り、
少し柔らかくかなり乾燥した状態だった。
もう少し削ってもらったが、
何も食痕が出てこなかったので…
諦めてその先に見える立枯れを目指すことにした。
【暗雲】
急な雪斜面の登りだったため
私は少し遅れて目指すことにして…
morisukeさんに先に行って立枯れの様子を見てもらうことにした。
morisukeさんは、相変わらずの
勢いのある登りで立枯れに到着した。
2人とも立枯れのことで夢中になっていたため、
あまり天候の確認をしていなかったが、
ふと気づくと…
空はかなり雲って来て
小雪が舞ってきた。
雪山の中で吹雪かれと
かなり危険である。
天気予報でも、午後からは雪になっていて…
morisukeさんに
『天候が雪が降ってきてヤバいので、早目に撤収しよう。』
morisukeさんが
『少しだけ削らせて…』
立枯れの様子も確認するため
『何回か、削ってみたら撤収しよう』
morisukeさんが、リュックから急いでオノを取り出し削り始めたが…
立枯れが固くて、オノが弾かれてしまいま
オノのヘッドのナタ部が外れてしまった。
入れ直して、また削るが…
またヘッドのナタ部が外れてしまった。
morisukeさんが
『固くてダメですね…』
『撤収しましょう』
とオノをリュックに入れて
雪山の斜面を素早く降りて来た。
小雪の舞う中、
更に急な斜面を降りて行き
どうにか緩斜面まで戻って来た。
残念だが材採集は何も成果もなく…
諦めて灯火ポイントの下見をしながら帰った。
【エピローグ】
初めて厳冬期に、ブナミズナラ帯の雪山へmorisukeさんにご一緒して頂いて
チャレンジした散策と材採集だった。
材採集は、何も成果もなかったが
灯火採集のための散策は、それなりの収穫があり、今シーズンにチャレンジしてみたいところである。
初めてのスノーシューでの雪山の散策は、スノーシューの効果を実感出来てとても良かった。
春先になると、積雪や雪質も変わり
スノーシューも必要なくなり、
かなり雪山の散策はし易くなる。
夏のシーズンが来る前に、また雪山の散策と材採集にチャレンジしたいところである。
To be continued
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